伝説のSpice特別企画 いまさらIOT
IOTなんかズブの素人が出来たらいいな感覚で始めたら、すっかりはまって...
記載日時:2019/06/16~
いまさらIOT xbeeIOT
powerd by raspberry-pi-zero
LTSpiceの使い方の動画サイト管理人が 始めてIOTもどきを経験をした記録です。
IOTデバイスを買ってくれば簡単なことをわざわざ回り道をして自分で組み立ててみました。
何をしたかったの?
かっこよく携帯から操作するモータドライバを作りたかったんです。 携帯の画面でスライダーなど操作して、離れた場所のモータのパワーが変わったり、またお決まりの手法ですがその場所の気温や湿度が携帯に表示されるって感じです。
xbeeを使ったIOTモータコントローラ !?
話の発端はお世話になっている方からの「IOTモータコントローラ ってどうよ!」から始まります。 簡単に出来てしまえばこんな記事は作らなかったです。 あまりにもありふれたなんちゃってIOTですから。 しかし実際に製作してみるとWebに情報がありすぎて溺れてしまうことが多くてどれが本当か(自分にとってです)わからなかったり、逆に情報がほぼ皆無な事柄があったりして、この記事もまた誰かのお役に立つこともあるかな?との思いです。 今回はWifiの閉じたネットワークですのでワールドワイドにはなっていません。
xbeeも1対1の接続モードでメッシュネットにはなっていません。
目的 / 方針は
簡単なIOT装置を作ることです。 作るにあたって必要なToolと導入を説明したいと思います。
開発に使用するTool、そのセットアップから、開発環境までわかる範囲で説明したいと思います。
このプロジェクトにとって正しかったサイト情報はリンクでつなぎます。
やがて、リンクが切れてしまう場合もあるとは思いますが申し訳ありません。
おそらくそのころはこの情報も古くなっています。
また、今回のプロジェクトにとって必要な補足説明は出来るだけしたいと思います。
このサイトで得られると思われる情報と種類
- Raspberry pi zero W
- Raspbian 基本立ち上げとその必要環境
- ネットワーク設定-Wifi設定
- JavaScript環境設定
- node.js+Express 設定
- 各種パッケージ設定
- PC開発環境
- VSCode開発環境設定
- CodeWarrior開発環境
- X-CTU
- xbee 設定
- programmable-xbee 設定
主な買い物ユニット
- RaspBerry pi zero W 販売一例:スイッチサイエンス
- micro-SD class-10 16GB
- miniHDMI->HDMI変換コネクタ(開発時のみ必要)
- micro-USB->USB変換コネクタ(開発時のみ必要)
- USB-ether接続ユニット(開発時のみ必要)
- programmable-xbee(S2C) x2 販売例:秋月電子通商
(xbee ZB S2C プログラマブルモジュール ワイヤーアンテナタイプ
型番:[XB24CZ7WITB003]<-これが重要
普通はこのタイプでプログラマブルでない([XB24CZ7WIT-004])ですが
今回はあえてプログラマブルを選びます。)
- XBee USB アダプターx2(開発時のみ) 販売:XBee
USB アダプター/rev.2
- XBeeピッチ変換基板とソケットのセット x2 販売:XBeeピッチ変換基板
- BME280使用、温度気圧センサー 販売:秋月電子通商
- I2C接続小型LCDモジュール(8x2行)ピッチ変換モジュール(完成品) 販売:秋月電子通商
- Raspberry Pi用 MAX14870搭載 デュアルモータードライバ 販売例:スイッチサイエンス
(今回はRaspberryにつなげるわけでないのですが、転用を考えてこれを選択)
- サンハヤト USB-シリアルコンバータ MM-FT232
- USB拡張ハブ(一時的)
- USBマウス(一時的)
- USBキーボード(一時的)
システム構成 写真
今回の特徴
今回の特徴はモータドライバ側にxbee以外のCPUを用いないことです。 programmable-xbee に搭載されたCPUを使用します。 このCPUでI2C、PWM-2ch、ポート割り込みによるカウントなどを行います。
白状をすると、あれほどWeb情報でprogrammable-xbeeは別物だから間違って買ってはいけないと警告文章が出ているのに不覚にも間違って買ってしまったことが原因です。 型番 XB24CZ7WITB003 と004の違い 初めてだから気がつかない! ちょっと高くない?と思いながら何も考えずに注文、当然私のように間違って買った人もいます。
Programmable XBee 開発記録
皆さんも気をつけましょう。 見た目ではまったくわかりません。 ですが、今回はあえて間違ったことを逆手にとって、搭載されているCPU MC9S08QE32CFTを使います。
この記事の重点項目
programmable-xbeeの開発環境とその体験事例がWebにほとんど見つからないことがこの記事の動機です。 その他は多くの良い記事がありますので、このサイトの説明の力点はそこに置くつもりです。 開発ツールCodeWarriorはちゃんと使えます。 ライブラリもあります。 しかし、いかんせん詳しい使い方事例がWebに見つかりません。 この記事が役に立てば幸いです。