・開発動機:
従来は、デジタルサーボの周波数特性を調べるには、方対数グラフ用紙に漸近線を記述する方法をとっていた。この方法だと、各デジタルフィルタのパラメータ値を変更するたびにグラフを書き直す必要があり、かなりの手間だった。それらの手間を省くために、パソコンで動作するシミュレーターを作成しようと思いたった。
・開発記事:
シミュレーターの作成のポイントは大きく分けて、2つある。
1つは、FIRフィルタ、IIRフィルタをZ変換で表現でき、かつコーディングできるかであり、もう1つは、シミュレーション結果をWINDOWSで表現できるかである。
前者の各フィルタの説明については後述するが、本シミュレータは三洋のフォーカスサーボに特化しているので、他のサーボもしくは別のデバイスのシミュレーションをするときはソースコードを変更する必要がある。
後者のWINDOWSのプログラムを簡単に作成したい人には、ボーランド(インプライズ)社製「C++Builder」をお薦めする。特に某社「Visualxxx」で挫折した人には、必要最低限の知識で楽してコーディングできるので最適と思われる。
・開発環境:
ボーランド(インプライズ)社製「C++Builder Ver5.0」
・使用ライブラリ:
VCL50.BPL、BORLNDMM.DLL、CC3250MT.DLL
・対象デバイス:
三洋 LC78636
・対象サーボ:
フォーカスサーボ